ゴルフ会員権・2020年~2022年の値上がり額トップ30
ALBAネット掲載 2022.12.20
● 関東圏のゴルフ会員権相場は、コロナ禍でのゴルフ人気の中、買い先行の
活発な市場が展開された。3年間で約15%の値上がり
● 今年に入り法人需要が回復、名門コースに買いが殺到し全体の底上げに貢献
今年1年間では6.1%の値上がり
● 名変諸費用の軽減、入会条件緩和を実施した名門・高額コースが見直された
● 相場が過熱したコースの揺り戻しも一部に見られるが、買い需要は活発
● 買いが多いコースは立地が良く予約が取りやすく入会条件が易しいコースが人気
● 値上がり額上位では高額コースが多いが、相場の上昇は全体に及んでいる
今年の会員権マーケットの大きな特徴の一つとして、春から夏場にかけての法人需要回復が挙げられます。
これまで、コンペ需要が急速に減少したため法人の動きは控えめでしたが、コロナ禍も3年目に入り、ゴルフ場や来場者に感染防止策も浸透したことから、法人による保有コースの見直しが急速に進みました。特に、名門回帰の動きが顕著で、都心近郊の名門コースについては品薄状態のコースも目立ちました。法人接待に相応しいコースが多く含まれる高額価格帯は出遅れを取り戻し、相場全体の底上げに大きく貢献しました。
別表は、2020年~2022年の約3年間で値上がり額の大きかったコースのトップ30です。地域を代表する長い歴史をもつ名門コースや、都心からアクセスしやすいコースがランクインしています。特徴として、コロナ禍以降ゴルフ人気でゴルフ場が混雑していることから、予約が取りやすいコースに人気が集まっています。
また、名門・高額コースは概して入会のハードルが高く、入会したくても諦めざるを得ないケースが少なくありませんが、近年、名変諸費用を軽減したり入会条件を緩和したコースでは、人気が一気に高まり会員権相場も大きく上昇する、という現象が起きています。このランキングにもそのようなコースが多数含まれており、特筆すべき点です。
早くから条件緩和・費用軽減の対策が進められ相場上昇が始まっていたコースの中には、コロナ禍のゴルフ人気で相場が過熱状態となり、揺り戻しでランキングから外れてしまったコースもあります。一覧表に記載させて頂いた値上がりの要因はコースよって様々で興味深いことです。
