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ゴルフ会員権相場とは

ゴルフ会員権相場は、需要(買い希望)と供給(売り希望)の金額によって決まります。売り買いの本数規模は少ないものの、株式同様、注文が登録される市場があり、毎日更新がなされます。(土日祝除く)【関東ゴルフ会員権協同組合(KGK)に加盟している会員権業者が登録可能】

当然ですが売り買いそれぞれの本数により、価格の上げ下げが生じ、相場の変動が発生します。ただし、全てが相対による交渉、成約となるため、登録絶対数の少ない同市場では、成約価格のバラつきが生じやすく、相場の変動の大きな局面も多いのが特徴です。一般的には、景気に左右されやすいため、株価の動向に影響を受けやすいという傾向があります。

ゴルフ会員権相場とは

1. 相場は何で決まるか

ゴルフ会員権の価格は、そのゴルフ場の総合的な評価を数値で表したものといえます。相場を形成する上で、評価の基準となるのは、立地条件・コース施設の水準・経営姿勢の3つが基本的要素となっており、その他にクラブライフの充実度や従業員サービス、会員の質といった細かな条件が加わり、最終的には“会員としての満足度の高さ”が相場に反映されます。

ただし、そのゴルフ場会員権の発行口数(会員数)は、小さな市場の中では売り物の頻度に直結されるため、発行されている会員権が多いゴルフ場は相場も伸び悩むことが多いようです。また、入会時の名変諸費用(名義書換料・入会預託金)や年会費も、相場に大きく影響を及ぼします。

2. 相場表の見方

相場表の見方

当社の相場は、市場の売り希望と買い希望の中間値(売り買いのバランスを考慮した上で)を採用しています。例えば売り希望が1000万円、買い希望が900万円であれば、950万円といった具合ですが、売り希望が1件に対し、買い希望が10件ある場合は、相場として980万円と評価することがあります。

なお、ゴルフ場の規約で名義書換停止や譲渡不可といった銘柄もあるため、全ての会員権に相場が付いているわけではありません。

3. 季節的な変動はあるか

景気(株価)が相場の変動に一番影響を及ぼしますが、季節的な要素もあります。
ゴルフといったスポーツの特徴でもありますが、シーズンインする春先から購入意欲が高まり相場が高くなり、シーズンオフになる初冬から売り物が多くなり相場が低くなる傾向があります。

その他、企業の役員人事や決算、ボーナスの時期など、季節の中でも相場を変動させる要素はあります。

4. 相場に地域差はあるか

相場に地域差はあるか

その地域によって、多少差は生じます。株価に影響をしやすいのは関東圏・近畿圏・中部圏のいわゆる大都市圏です。これは売り買いが活発なことが理由です。それに比べ地方は売り買いの動きが少ないため、相場の変動は少ないのが傾向です。

また、リゾート地や降雪地方の会員権はプレーシーズンに併せ、会員権の動きが顕著に出てきます。