上位価格帯へのシフト相次ぐ
WEB掲載 2026.08.25
● 7年続伸で高額・中堅のコース数が増加
名門回帰やクラスアップ志向を反映
● 価格帯2つ上昇は大浅間、日光、河口湖、富士レイクのリゾート勢と人気の太平洋C
● 300万円未満の価格帯は軒並み減少
とくに70万円未満は▲12%と大幅減
コロナ禍を機に高まったゴルフ人気が続いています。ゴルファーの会員志向が定着する中、会員権相場は20年以降、7年連続上昇しています。関東圏平均相場は2019年末の90.2万円から26年6月末は144.3万円へと値上がりしました。こうした中、主に相場の値上がりによって入会総額が膨らみ、上位の価格帯へとシフトするコースが相次いでいます。
19年末と26年6月末時点の関東圏のコース数を価格帯別にまとめました。総コース数は19年末の536コースから26年6月末には510コースへ減(名変諸費用含む)った一方で、1000万円以上(17→26コース)、500万円以上(20→26コース)、300万円以上(23コース)はコース数を増やし、中堅・高額帯へのシフトが鮮明です。法人や富裕層の名門回帰と個人のクラスアップ志向が背景にあるとみられます。
相場が大きく伸び、価格帯を2つ上げたコースは大浅間(総額347万円→1365万円)、日光(255万円→685万円)、河口湖(122万円→325万円)、富士レイクサイド(128万円→335万円)のリゾート勢と共通会員制の太平洋クラブ(365万円→1025万円)でした。
一方、300万円未満は150万円以上(62→59コース)、70万円以上(111→105コース)、70万円未満(303→266コース)と軒並み減らしました。とくに、70万円未満の減少が目立ちます。要因として、相場上昇により総額が70万円以上になったコースが多くあったことと、廃業や法的整理の申請をするコースがこの価格帯で目立ったことが挙げられます。
