2024/04/02:広告掲載・日経新聞朝刊
続伸基調たどる1~3月相場
広告掲載・日経新聞朝刊 2024.04.02
●1月から3か月続伸し、3月末時点で年初比+3.0%へ
●前年同期(+2.4%)を上回る値上がりをみせる
●高額~お手頃まですべての価格帯が値上がり
●1000万円以上は法人需要、300万円超はエグゼクティブ層、
150~300万円未満はリタイアされた方や一般サラリーマン、
70万円未満は若年層や女性需要が高く、平日入会も目立つ
●活発な個人需要上昇に寄与、リゾートコース需要も貢献
今年の会員権相場は値上がりが続いています。関東圏平均相場は1月から3か月続伸し、3月末時点では3.0%の値上がりとなり、前年同期(+2.4%)を0.6%上回る上昇率になりました。
高額~お手頃まですべての価格帯が値上がりしましたが、1000万円以上は法人需要、500万円以上と300万円以上はエグゼクティブ層の買い、150~300万円未満はリタイア層や一般サラリーマン層、70万円未満は若年層や女性層の需要が多く、この価格帯では平日会員の需要も目立ちます。
コース選別の2極化が進んでいますが、関東圏では1~3月の3か月間で全体の16%に当たる81コースが値上がりしています。値上がりは高額から中堅・お手頃まで幅広い価格帯に及んでいますが、シーズンを先取りするように箱根、大浅間、三井の森蓼科、河口湖などリゾートコースに買いが集まって値上がりし平均相場の上昇に貢献しているのが注目されます。
個人の活発な買いに加えて法人の買いが早めに動き始め、買いが先行する状態が続いていることが寄与しました。日経平均株価のバブル期の高値を更新する明るいムードや、円安等による好調な企業業績が会員権の買いを後押ししています。
ビジター予約が取りにくい状態を映して個人の会員志向が定着しているうえ、新年度を迎えた法人の新任役員向けの会員権購入期が控えるなど、当面の相場は安定した推移が予想されます。