2024/03/05:広告掲載・日経新聞朝刊
買いが先行し2月相場続伸
広告掲載・日経新聞朝刊 2024.03.05
● 平均相場0.8%の値上がり、年初比+1.6%と続伸
● 日経平均が34年ぶり最高値・明るいムードが後押し
● お手頃コース中心の個人需要が相場を牽引
● 値上がりコースの増加率は前月比36%に達する
● 早くもリゾートコースの物色が始まり品薄感が目立つ
● 2月も買い注文が先行、春高相場に向け弾みがつく
会員権相場の上昇が続いています。2月の関東圏平均相場は0.8%値上がりし1月から続伸、年初比では+1.6%となりました。
1月に続き買いが先行する需給状態で推移したことが、相場の上伸に寄与しました。日経平均株価が34年ぶりに高値を更新するなどの明るいムードが背中を押しているようです。特に、個人によるお手頃価格帯の需要が高く、相場の伸びを牽引しました。
個人は、ビジター予約が取りにくくなってきたことから一段と会員志向が高まり、お手頃コースを中心に中堅から高額まで幅広く買いが入っています。
法人は、新型コロナウイルスの感染法上の位置づけが2類から5類に引き下げられたのを機に、ゴルフ接待が復調の兆しをみせています。好業績も追い風になって、予約の取りやすい高額の法人専用コースを中心に物色を一段と進めています。
こうした活発な買いを映して2月はすべての価格帯で値上がりしました。値上がりコース数は49コーと、前月からの増加率は36%に達しています。値上がりコースは小金井・レイクウッド・筑波といった高額コースから赤羽・青梅・鳩山・総武などの中堅やお手頃コースまで幅広い価格帯に及んでいます。
また、シーズンを先取するように河口湖をはじめ、箱根、大浅間、三井の森蓼科などリゾートコースが早くも値上がりを始め、市場では品薄感が目立っています。
活発な買い需要により市場では一部品薄状態もみられ、春高相場へ向けて弾みがついてきました。昨年のような明るい相場展開が期待できそうです。