中堅コースにも平日人気広まる
WEB掲載 2020.12.01
〇増加する平日(土可)・週日(土不可)の買い注文
〇入会総額の平均は正会員比で(平日)59%、(週日)42%
〇このクラスまでは会員重視の運営で満足度高い
〇平日:東京国際、浜野、レインボー、東松山、小山、富士小山
週日:長竹、鳩山、高麗川等に人気
近年、全体に占める平日会員権の買い注文の割合が増加しています。昨年から今年の11月までに当社が受けた買い注文のうち、平日(土曜プレー可)と週日(土曜プレー不可)の合計は全体の約4分の1にのぼります。16~18年の3年間はいずれも14%台ですから、大幅に増加しているといえます。
大きな要因は、昨年から募集が始まった高坂の週日会員権(募集金額90万円)が人気を集めている事です。ただ、高坂週日会員の買い注文を除いても、昨年からの平日・週日会員権の買い注文は全体の18%と、なお高い水準を保っています。
週日を含む平日会員権が人気を集めている最大のポイントは、廉価な予算で上位クラスのコースが買えることです。ちなみに、中堅クラスの正会員(入会総額150~500万円未満)の平均に対して、平日では59%、週日では42%の予算で購入が可能です。中でも、平日では東京国際・浜野・レインボー・東松山・小山・富士小山、週日では長竹・鳩山・高坂・高麗川などに人気が集まっています。
平日・週日会員といえども、お手頃上位や中堅コースまでは会員重視の運営でメンバーとして高い満足感が得られることが高く評価されています。また、予備軍を含めたリタイア層の購入が増えていることもあって、正会員を対象とした競技会に参加しなくともプレーが存分に楽しめればよいというプレー本位の会員権選びが強まってきたことや、日曜日の交通渋滞を避けたいという意識も働いているようです。
最近ではセカンドコースとしてグレードの高いコースの平日を購入するケースも見受けるなど、今後も平日会員権を購入する傾向が定着していきそうです。