高まるゴルフ人気~スポーツ庁調査で明らかに~
WEB掲載 2019.05.28
〇ゴルフ参加希望率が2年連続で上昇
〇男性の参加希望率が幅広い年代で増加
特に20代、30代の若手が高い希望率
〇女性の参加希望率は微増
20代、30代が平均を大幅に上回る
〇高まる運動・スポーツ熱の一翼を若年層が担う
〇国民的スポーツとして、なお一層の定着へ
ゴルフ(コースでのラウンド)希望が高まっています。スポーツ庁の平成30年度「スポーツの実施状況等に関する世論調査」(18~79歳を対象とするインターネット調査:2万件)によると、「始めてみたい運動やスポーツ」の項目で、ゴルフの参加希望率は総数で4.0%と1.0ポイント増えました。男女別では女性こそ微増でしたが男性が6.1%と1.8ポイント増え、全体の伸びをけん引しました。
男性の参加希望率は幅広い年代で増加、中でも20代が3.3ポイント増の8.8%、30代が1.8ポイント増の6.9%と高率で、今後、長らく望まれていた若手ゴルファーの増加が期待できそうです。
このほか60代が2.6ポイント増の6.2%と平均を上回り、40代が2.1ポイント増の5.5%、50代が1.5ポイント増の5.7%と数値を伸ばしています。
一方、女性の参加希望率は全体で0.2ポイントの増加で、20代、30代、50代で平均を上回っています。男女ともに2年連続で参加希望率が伸びており、ゴルフが人気化しています。
ゴルフは若年層が高まる運動・スポーツ熱の一翼を担うとともに、国民的なスポーツとしてなお一層定着していきそうです。