相場一服の今は絶好の買い場
WEB掲載 2018.12.11
○11月は半年振りに▲0.4%、年初比では+1.8%
○10月に続き売り注文が買いを上回った事が要因
○法人不要コース処分と個人の年会費負担回避の処分
重なる
○買いの規模は高水準で、売り一巡後は相場反転へ
○売り物が市場に溢れている現在は絶好の買い場
11月の関東圏平均相場は▲0.4%で5月以来半年ぶりの値下がりとなりました。1000万円を超える高額は堅調な推移をみせましたが、中堅やお手頃価格帯のマイナスが響きました。年初に比べると依然としてプラス(1.8%)を保っていますが、10月から続く売りの増加が相場を圧迫しています。
売りの増加は法人の下期に向けた不要コースの処分と、個人の年会費負担を避ける処分が重なったためと思われます。
売りが先行する市場で11月は値下がりしましたが下降は一過性です。お手頃価格帯のコースを中心に買いの規模は高水準で12月に入ると、低価格帯の買いが一挙に膨らみ、品薄状態になることが予測されます。これは、例年この時期にみられる現象です。
売り物が市場に溢れている現在こそ、反発直前の絶好の買い場と言えるでしょう。