昨秋の底から短期間で79コースが値上がり
WEB掲載 2018.02.13
●昨年11月第3週を底に会員権相場上昇に転じる。
●3ヶ月間に関東圏で79コース(14%)が値上がり。
●407コース(75%)が横ばいで値上がり予備軍。今後の値上がり余力の大きさを示す。
● 高額価格帯ほど値上がりコースの比率が高い。
ゴルフ会員権相場は昨年11月第3週を底に反発。12月の0.1%に続き1月1.1%、2月(2週)0.1%と約3か月で1.3%の値上がりを見せました。
関東圏545コースの相場はこの約3か月の短期間で全体の14%79コースが値上がりとなっています。また全体の75%407コースが横ばい、11%59コースが値下がりです。
値上がりは法人主導ということもあり、都心から近い名門など高額コースから動き出し、徐々に中堅・低額コースへと波及しています。
今後も好調な経済環境を背景に法人の安定した買いに加え、根強い個人の買い指向から活発な会員権市場が展開されるでしょう。こうした状況の中、値上がり予備軍と言える横ばい407コースが値上がりに転じていくことにより本格的な相場反転が期待されます。