倒産情報
2024/01/16
「富士三次カントリークラブ」は、2023年12月29日をもって、ゴルフ場の営業を終了した。経営する富士観光㈱が資金繰りに行き詰ったためで、跡地は大規模太陽光発電所(メガソーラー)の売却する計画という。負債総額は13億5000万円(2022年12月末)で、うち12億3300万円が会員約1700名の預託金。同CCは2005年(平成17年)に民事再生を申請し認可され、再生計画では自主再建型で退会会員には預託金の10%を弁済(年間弁済限度額あり)、継続会員には30%を新預託金としていた。現会員の弁済額については、預託金額面全額の弁済は不可能だが、会員権相場を上回る弁済額を予定していると説明している。