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鳩山CC(埼玉)完全株主会員制での再建策を選択

再生情報 2018/09/13

 民事再生法手続中の「鳩山カントリークラブ」(経営会社:㈱鳩山カントリークラブ)では、平成30年9月9日に開催した会員組織の一般社団法人鳩山カントリークラブ臨時社員(会員)総会において、会員の預託金の一部を株式化して完全株主会員制で再建する再生計画案を立案することに決めた。
 同CCでは、預託金を60%カットし継続会員は40%の新預託金、退会者には40%を弁済する『A案』と、100%株式会員制へ転換(預託金のうち22.21%を株式化して残りは免除)する『B案』について、会員総意をまとめるべく臨時社員総会を開いた。結果、7割弱が『B案』を選択したとしている。
 今後、株主会員制転換を骨子とした再生計画案を30年9月25日に地裁へ提出する方針で、付議決定が出れば11月20日以降に債権者集会の開催が予定されるという。再生計画申請前に退会の40名には22.21%を弁済し、今後退会を希望する場合は市場での会員権売却により資金回収することとなる。