2024/03/26:WEB掲載
ゴルフは健康寿命を延ばす
WEB掲載 2024.03.26
●ゴルフは健康の維持・増進に高い評価
●男性では「うつ」改善、「健康感」「幸福感」
「笑い」の維持・増進に効果が実証される
●フレイル(加齢による心身の老い・衰え)の
予防にも大きな期待
●ゴルフでフレイル予防と健康長寿を!
高齢者の健康寿命を延ばすうえでフレイル対策が重要視されています。フレイルとは「加齢による心身が老い衰えた状態」のことで、死亡率の上昇や身体能力が低下するといわれます。
昨年の秋に千葉大学予防医学センターの竹内寛貴特任研究員の調査(全国28市町の高齢者約6万人対象)により、「社会参加数が多いほどフレイルになるリスクが低く、スポーツが最もリスクが低い」という結果が明らかになりました。
これに先立つこと2年前の22年の秋、筑波大学の辻大士助教の高齢者を対象とする調査で「ゴルフが心の健康維持・増進に効果が期待される」ことが明らかにされています。この調査によると、男性ではゴルフをやっている高齢者が「うつ」の改善、「健康感」「幸福感」「笑い」の維持のすべての指標でゴルフをやらない高齢者に比べて良好な結果が得られています。
両調査を総合すると、スポーツ(中でもゴルフ)の高い効果が証明されました。フレイルの予防や健康長寿のために積極的にゴルフを楽しみましょう。