2024/02/07:広告掲載・日経新聞朝刊
会員権相場、全国主要地区で値上がり
広告掲載・日経新聞朝刊 2024.02.07
● 過去4年間で全国平均は25.3%の上昇
● コロナ禍で盛り上がるゴルフ人気各地に広がる
● 株価の上昇(過去4年間で+44%)も追い風
● 値上がり率トップは関東地区で+35.9%、次いで
リゾート需要の九州(沖縄含)、北海道が高い上昇率
● 大震災の影響残る東北、市場の安定化に期待
全国のゴルフ会員権相場はコロナ禍の4年間で大幅な値上がりをみせています。新型コロナウイルスの感染拡大前の2019年末を100とする全国の平均相場の指数は23年末時点で25.3%の上昇となっています。
20年の新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、安心して楽しめる屋外スポーツとしてゴルフ人気が盛り上がったことが大きく寄与しています。全国のゴルフ場入場者数が高水準で推移し、予約枠が確保された会員志向の高まりが会員権の買い需要につながりました。女性やアスリート志向のゴルファーの会員権購入も目立つようです。
また、20年の急落から一転した21年以降の実質GDPの安定した伸びや、株価の上昇という明るいムードも会員権の購入を後押ししました。とりわけ日経平均株価は20年初から23年末までの4年間で44%の値上がりをみせています。
地区別の平均相場では、関東地区が+35.9%の最も高い伸びをみせました。法人による高額名門コース需要や個人のホームコースのクラスアップ志向に加えて若年層など購入初心者のお手頃コースの購入など、値上がりは幅広いコースに及んでいます。
次いでリゾートコース需要もあって九州(+30.1%)、北海道(+25.3%)も平均を上回る高い伸びをみせ、中部地区と近畿地区、そして四国地区がそれぞれ+19.6%、+8.3%、+7.7%となっています。
一方、東北地区は東日本大震災以降、被災地の復興が進んだものの人口減少などの課題もあり、マイナスを余儀なくされました。昨今のゴルフブームを支えに市場での活発な売買、安定的な相場推移が期待されます。