今年は買い注文増加 特に12月は急増
日経新聞掲載 2017.12.19
●今年は注文総数が伸びる。特に買い注文が増加。
●売り注文多い3,8月は法人見直し期。11月は年会費請求期。
●12月に入り買い注文急増し、約6割の比率に。
●底値圏拾う入会注文。名門・準名門から中堅に拡がる。
●「近い・会員層が良い・予約が取り易い」が選別条件。
●年末から来春にかけ品薄状態。入会はお急ぎを。
会員権市場の今年一年を振り返ると、注文総数が伸びる中にあって特に買い注文が前年比で約二割もの増加となったのが大きな特徴です。法人の見直し買いや、リタイア層をはじめとする個人の根強い買いがみられたためで、一時的に売りが増えた3月、8月、11月(年会費請求期)の3ヶ月をのぞき各月の買い注文の比率が過半数を超えました。
12月に入り買い注文が急増し、注文比率は約6割に達しました。中でも、「近い」「会員層が良い」「予約が取りやすい」などの条件を備えたコースに買いが集まっています。
法人では今期注目された小金井、桜ヶ丘、磯子、レイクウッド。個人にも人気のある本厚木、厚木国際、日高、袖ヶ浦、キングフィールズなど注文が多く目立っています。お手頃価格帯では成田、総武そして入会諸費用軽減で話題になった富士小山、東松山、日本にも活発な買いがみられました。
このように買い注文は幅広い価格帯のコースに拡がっており、年末から来春に向けて市場では品薄状態が見込まれます。入会は早めに動きたいところです。