11ヶ月ぶりに値上がり
WEB掲載 2017.01.17
12月の関東圏平均相場が反発に転じました。値上がりは前月に比べて0.2%と僅かの幅ですが、16年1月以来、11ヵ月ぶりのプラスです。価格帯では堅調な300万円以上のコースに加えて、70万円以上、そして高額の500万円以上の買いが活発でした。11月頃から始まった値下がりしすぎた優良コースの買いの広がりにより、高額コースを中心に売りものが少なくなり、需給バランスが改善しました。
銘柄では、これまで動かなかった東京の小金井、神奈川の戸塚、相模原、埼玉の武蔵、千葉の千葉といった名門の中でも一級品を志向する風潮が強まっていることが大きな特徴です。1~3月は期末を迎える法人の具体的な買いが動き出し、都心から近い割安な名門コースは品薄になっていくものと予想されます。