12月1週を底に、相場いよいよ動き出す
WEB掲載 2018.01.16
●12月は買い注文大幅増加し、買い先行の市場へ。
●その結果、12月は相場反転し年間値上がり率を押し上げ。
●高額・中堅コースで品薄状態が目立つ。
●小金井など高額コースの値上がりが相場を牽引。
●12月は、更なる反発が予想される18年の序章。
昨年12月に当社が受けた注文は、前月に比べ買いが2割強と大幅に増加し、買い59%、売り41%と買いが売りの1.4倍強となりました。昨年1年間の売買注文バランス買い52%、売り48%に比べ大幅な買い先行です。このような状況下12月会員権相場は初旬を底とする例年パターンを踏襲しながら小幅のプラスとなり、昨年の反発相場を締めくくりました。
中でも高額・中堅コースでは品薄状態が目立ちはじめ、入会諸費用を除く価格帯では1000万円以上は小金井、磯子、レイクウッド、500万円以上は本厚木、厚木国際、麻倉など名門や準名門コースの値上がりが寄与し、1000万円以上と500万円以上の高額価格帯の上昇が8月以来4カ月ぶりの平均相場の反転を牽引しました。
12月はまさに、17年の反発相場の掉尾を飾るとともに、更なる反発が予想される18年相場への序章となった感があります。