倒産情報
2021/11/25
「高松グランドカントリークラブ」を経営する高松グランドカントリー㈱は、2021年11月24日に高松地裁へ民事再生法の適用を申請し、同日弁済禁止の保全処分および監督命令を受けた。
同社は、1972年(昭和47年)に、県内唯一の私鉄運営会社・高松琴平電気鉄道㈱の子会社として、地元有力企業の資本参加を得て設立。
2004年の台風被害や、ここへ来ての新型コロナウイルスの感染拡大によるレストラン一時閉鎖や利用客減で、預託金の償還資金が不足したことで今回の措置に至った模様。負債は約46億8000万円で、うち預託金が43億900万円。営業自体は黒字を維持していることから、スポンサーは付けずに自主再建を目指す模様。