グレードアップ志向で注目を集めるコース
コロナ禍で高まるゴルフ人気を背景に、会員権を購入するゴルファーが増えています。最近では、ゴールデンウィーク明けから買いの注文や相談が活発です。平日でもビジター予約の取りにくいコースが増え、メンバー(会員)志向が高まっているためです。
多くの場合、名変諸費用を含めて総額200万円以内のコースが対象となりますが、近年では予算を上積みしてよりグレードの高いコースを求める傾向が強まってきました。例えば「保有コースを売却して一層グレードの高いコースの会員権を購入」「200万円の予算に100万円を上積みして300万円台の中堅や名門コースの会員権を購入」「300万円の予算に200万円を上積みして500万円台の名門コースの会員権を購入」などのケースが目立ちます。また、コロナ禍でのワ―ケーションの定着により、名門・準名門クラスのリゾートコースが人気を集めているのも特徴です。
このコーナーでは、ホームコースのグレードアップを目指すゴルファーから人気を集めている主なコースを掲載しました。良好なアクセスに加えて、安定した経営、会員重視の運営姿勢、クラブライフの充実度などが重要な選別ポイントになります。お手頃コースでは味わえない上質な雰囲気の中で長くゴルフを楽しむ上では、ホームコースのグレードアップは大きな意味をもっています。