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ゴルフニュース

ザナショナルCC富士(静岡)事業譲渡案に変更

再生情報 2016/10/25

㈱ザナショナルカントリー倶楽部は、国内運営の3コースの内、「ザ・ナショナルカントリー倶楽部・富士」を川島グループの㈱グリーンドームへ事業譲渡する方針で、同ゴルフ場の預託金会員全員を対象に再生計画変更案の決議を書面投票で行う(投票締切は平成28年10月25日)。
 当初は自主再建型を予定したいたが、川島グループの申入れを受け、事業譲渡を行う再生計画変更案となった。変更案では、事業譲渡により継続会員とのゴルフ場会員契約が終了し、プレー権も消滅する。ただし、28年度の年会費支払い済みの継続会員は、グリーンドームが新たに設立する新ゴルフ倶楽部において、29年3月31日までの間はメンバー料金でのプレーが認められる。
 再生計画変更案では、会員債権者に対しては、「預託金債権のうち10万円までは免除を受けず、10万円を超える部分については93.5%の免除(認可決定確定から4ヶ月後に一括弁済)」となっている。
 再生会社では、現在までに退会会員およびその他債権者に対する弁済を完了していることから、現時点の再生債権は継続会員163名が有する権利変更後の預託金返還請求権2億7431万6150円で、変更案の書面投票はこれら債権者のみが対象となる。