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”続報”太平洋クラブ(共通)民事再生法申請

再生情報 2012/02/01

平成24年1月23日に民事再生法を申請した㈱太平洋クラブは、1月27日に大阪、1月30日に東京で債権者説明会を開催。
 再生法申請の理由については、バブル崩壊後の利用者の減、金融機関から借りた多額のゴルフ場買収資金が収益圧迫、平成20年のリーマンショック、東日本大震災の影響、今年2月に多数の預託金が償還期限をむかえること、などを挙げている。
 負債は、預託金会員約13,000名(他預託金なしの会員が約7000名)の預託金約682億円の他に金融債務などを含め約1276億円。
 スポンサーの選定は入札で行い、約90社が参加したとも言われており、「最も良い条件を提示したアコーディアを選定した」としている。一方、アコーディアでは同日、太平洋クラブとスポンサー契約を締結。東急不動産と共同運営を検討してゆくとを発表。これに対し、会員側でも「守る会」を立ち上げる動きが出ている様子。
 尚、㈱太平洋クラブの株式は、平成18年から太平洋ホールディングス合同会社が保有していたが、現在は東急不動産の他に大和証券グループが出資し、長らく傘下に収めていた三井住友銀行グループは離脱している模様。