2024/12/18:広告掲載・日経新聞朝刊
買いが先行する市場が続く
広告掲載・日経新聞朝刊 2024.12.18
● コロナ禍を契機に第3次ゴルフブーム5年に突入
● 特に21年と22年、24年は買いが高水準
● 入会動向は、個人の予算を上乗せした“クラスアップ
需要”と法人の”名門回帰”が定着
● 23年以降年会費値上げコースが増大、売り目立つ
● 売りが漸増する中、安定的な買いが市場を支える
関東圏平均相場 136.6万円/年初比+8.2% ( 12月2週、対象515コース )

コロナ禍を契機とした第3次ゴルフブームは5年が経過しました。会員志向は根強いものがあり会員権の買いが膨らんでいます。新型コロナウイルスのパンデミックとなった20年以降、日常生活の正常化が定着した直近まで、買いの規模は一貫してコロナ禍前の19年を上回り続けています。中でも21年と22年、24年は高水準な規模に達しました。
会員志向が定着する中で、大きな特徴と言えるのが、法人の“名門回帰”と、個人の予算を上乗せした“クラスアップ”需要が際立っていることです。20年以降の価格帯別の買い倍率をみると、150万円未満が1.10倍にとどまっているのに対して、300~500万円未満の1.56倍を筆頭に、1000万円以上1.44倍、500~1000万円未満1.42倍、150~300万円未満1.46倍と中堅・高額ほど高くなっています。法人と個人の入会動向がうかがえます。
23年から年会費を値上げするコースが増えています。年会費の負担を避ける処分などで売りが漸増傾向を辿る状況下でも安定した買いがみられ、買い先行の状態が続いていることが市場を支えています。