2024/12/04:広告掲載・日経新聞朝刊
11月相場上昇力鈍化も一段高の兆候
広告掲載・日経新聞朝刊 2024.12.04
● 月間+0.1%ながら年初来の値上がり基調を保つ
● 中堅・準名門の伸びが平均相場の上昇支える
特に300~500万円未満の好調さが際立つ
● 11月も売り先行、年会費負担を避ける処分が多い
● 月の後半以降、売りの多かった銘柄に買いが戻る
相模原・本厚木・キングフィールズ・袖ヶ浦・茨城が人気

11月の関東圏平均相場は+0.1%と上昇力は鈍化しましたが、年初来初の上昇基調を維持しました。11月は季節的な要因から10月に続き年会費の負担を避ける処分などにより売り先行の状態で推移しました。とくに需給バランスの悪化が続くお手頃価格帯が停滞したものの、中堅・高額価格帯の伸びが平均相場の上昇を下支えしました。
総額300万円以上の中堅上位や500万円以上の高額は、法人の予算を抑えた優良コース需要のほか、個人のクラスアップ志向などに伴う安定した買いを支えに上伸基調を維持しています。
月の後半以降、都内立地コースの根強い買いに加え、これまで買いが低調だった神奈川、千葉・茨城などで相模原、本厚木、キングフィールズ、袖ヶ浦、茨城といった名門をはじめとする会員メリットが享受できる上質コースの買いが戻り始めています。また、1月の年会費切り替えコースの処分が一巡するなど、需給改善の兆しが表れてきています。
12月以降の相場は一服状態を経て一段高に向かう可能性が濃厚になってきました。こうした相場の循環を勘案すると、優良コースに再び買い場が巡ってきたといえそうです。