10月相場は続伸、価格帯で明暗分かれる
広告掲載・日経新聞朝刊 2024.11.06
● 10月は前月比+0.8%、年初比+8.1%で10カ月続伸
● 年会費負担を避ける個人の処分と法人の保有コース
見直し本格化、低額コース処分が増え値下がり目立つ
● 高額・中堅価格帯が値上がりし、10月相場を支える
特に、都心から近い桜ヶ丘・府中・多摩などが値上がりし、
他、旧軽井沢・箱根・日光のリゾート人気も続いている
● 例年、11月は底値買いの目立つ時期、物色増加も

10月の関東圏平均相場は0.8%の上昇となりました。1月から10カ月続伸し年初比は+8.1%まで上伸しています。
9月は今年初めて売りが先行する状態となり、値下がりする価格帯も出始めました。10月は、年会費負担を避ける個人の処分と法人の保有コース見直しの本格化で、不要コースの売りが増え300万円以下がマイナスとなりました。
一方、中堅・高額価格帯は値上がり基調が鮮明です。総額1000万円以上が+1.4%と最も高く、500万円以上、300万円以上も高い伸びを示しました。全体相場の伸びを牽引しました。都心に近い名門の値上がりが大きく、桜ヶ丘・府中・多摩などが品薄傾向です。
また、旧軽井沢、箱根、日光といったリゾートコースも未だに高い人気を保っています。
例年、11月は最も市場に売りが多い時期で底値拾いの買いが活発です。入会者にとっては最良の物色のチャンスといえるでしょう。