2024/09/03:広告掲載・日経新聞朝刊
8月相場は値上がり基調続くも伸び鈍化
広告掲載・日経新聞朝刊 2024.09.03
● 月間+0.3%と8カ月続伸、年初比は+6.8%に上伸
● 夏季休暇・猛暑で注文数減少も買い先行を維持
● 株価の乱高下が市場に与える影響は大きく、法人の
高額コースの買いが様子見になった
● 一方、個人による総額300万円以上・150万円以内の
ボリュームゾーンの入会が市場を支える
関東圏平均相場の上昇基調が続いています。8月は月間で0.3%の値上がりとなり、年初比は+6.8%まで上伸しました。年初から8カ月続伸し値上がり基調を保っていますが、月間ベースでは今年最も低い伸びとなりました。
夏季休暇・連日の猛暑など季節要因もあって、注文数は7月と比較し16%減少(売り▲22%、買い▲11%)しました。更に、上旬に発生した株価の乱高下が市場に与えた影響は大きく、特に、法人では高額コースの買いが様子見になりました。
ただし、売りに対する買い注文数の倍率は1.3倍と、6~7月の実績(1.1倍)を上回りました。
個人・法人とも買いが先行し、個人のホームコースのクラスアップ需要や、法人の予算を抑えた優良コース需要の根強さを窺わせています。
特に、個人の買い意欲は旺盛で、総額300万円以上の中堅と150万円以内のお手頃上位のボリュームゾーンに買いが集まり、相場上昇を牽引しました。
秋以降は新年度から年会費を値上げするコースなどの処分が膨らむとみられ、相場が調整局面を迎える可能性がありそうです。