2024/08/06:広告掲載・日経新聞朝刊
上昇基調揺るがない7月相場
広告掲載・日経新聞朝刊 2024.08.06
●7カ月続伸で平均相場は年初比+6.5%へ
●高額・中堅価格帯の伸びが値上がりを牽引
●300~500万円未満の価格帯が突出した伸び
●個人の中堅上位へのクラスアップ志向映す
●法人も名門等の買い活発で高額の伸び支える
●猛暑日が続く中、8月は相場一服感も
会員権相場の上昇基調が止まりません。7月の関東圏平均相場は+1.0%で7カ月続伸し年初比の値上がり率は6.5%に達しました。
7月は、総額300~500万円未満が+2.0%と突出した伸びをみせ、500~1000万円未満も+1.2%と平均相場の値上がりを牽引しました。次いで1000万円以上の高額価格帯も+0.9%の高い伸びをみせました。
注文状況も、6月に比べ売りが8%、買いが10%増え、売りに対する買い注文の倍率は1.1倍と、買いが先行する状態を維持しています。
年初来活発な300~500万円未満で動いた銘柄は青梅・立川国際・日高・高麗川・高坂・浜野・総武などが挙げられます。500~1000万円では多摩・八王子・袖ヶ浦・キングフィールズ・茨城Gなどが動きました。個人・法人ともに予算を上乗せしたクラスアップ需要が目立ちました。
1000万円以上では小金井・よみうりG・東京よみうり・桜ヶ丘・厚木国際など都心から近く会員数が少ない銘柄が法人の人気を集めました。
8月は、記録的な猛暑が続く中、パリ五輪開催や夏季休暇をはさみ、会員権市場が一服するかもしれません。また、連日の株価暴落が会員権市場に与える影響は大きく、高額コースの買い控えや利用しないコースの処分の増加が考えられ、市場を見守りたいと思います。