4カ月で104コースが値上がり
WEB掲載 2022.05.17
●今年は関東圏主要地区すべてが値上がり
●山梨の上昇率際立つ、次いで埼玉、栃木、神奈川
●値上がりコース比率では東京が突出(60%)、
神奈川、山梨、千葉も30%超えの水準
●全コース中21%が値上がり、各地区の名門や
優良コース、リゾートコースの値上がりが目立つ
個人の旺盛な買い需要に加えて4月以降は法人の買いも活発化し、関東圏の会員権平均相場は1~4月の4カ月間で3.3%の値上がりとなりました。地区別にみると、主要10地区すべての相場が値上がりしました。
値上がり率が最も高いのが山梨の6.4%で、以下、栃木(6.0%)、神奈川(5.5%)、埼玉(4.2%)と続きます。一方、4月末時点での年初比値上がりコースは全体の21%に当たる104コースを数えます。値上がりコースのウエイトが突出しているのは東京の60%で、以下、神奈川(37%)、山梨(35%)、千葉(33%)が30%超えの水準です。
地区別の主な値上がり額の上位コースをみると、各地区を代表する名門コースや優良コース、そしてリゾートコースが名を連ねています。個人のホームコースのクラスアップ志向、法人需要、コロナ禍での働き方の変化などが如実に反映されています。個人のクラスアップ需要や法人需要は東京及び東京近・隣接地区、リゾートコース需要は山梨や栃木、信越の相場を押し上げているのが大きな特徴です。