優良コースの平日・週日会員権が脚光
WEB掲載 2021.11.09
● クラスアップ志向で優良コースへの入会がブーム化
● 入会しやすい費用で平日・週日会員権の魅力が増嵩
● 正会員の半額、総額500万円程度以下で入会可
● 平日・週日会員でも優良コースのホスピタリティを享受
● 平日:袖ケ浦(共)、週日:高坂、南総、小山に買い得感
コロナ禍でのゴルフ人気を背景に予約が取りにくくなっているコースが少なくありません。このため、上質な雰囲気を湛えるとともに会員の予約枠を確保するなど会員重視の運営に定評のあるグレードの高いコースへの入会を希望するゴルファーが増え、優良コースの会員権購入がブーム化しています。
名門・準名門を含む多くの優良コースの正会員権は総額500万円を上回っていることから、予算面でより購入しやすい土曜可の平日会員権や土曜不可の週日会員権の注目度が高まっています。平日や週日会員とはいえ正会員と変わらず優良コースとしてのホスピタリティが享受できるのも大きな魅力です。平日会員権は正会員権の5割程度以下(週日会員権は4割以下)で購入できるため人気はうなぎのぼりです。今年初から多くの優良コースの正会員権が値上がりしていることもあって、企業役員の間でも平日会員権の購入が定着しているようです。
別表は総額500万円以内の優良コースの平日及び週日会員権です。なかでも、平日会員権では袖ケ浦(共)、週日会員権では1次募集が好評で2次募集が始まった高坂、北関東の名門・小山(募集中)、南総の買い得感が目立っています。ちなみに正会員権に対する比率は、袖ケ浦(共)39%、高坂41%、小山30%、南総37%という水準です。