関東圏128コースが会員を募集中
WEB掲載 2021.10.26
●預託金制は33コースで全体の4分の1。正会員の
平均募集金額は196万円(特殊高額銘柄除く)
●プレー権は全体の7割超の95コースで近年の主流。
正会員の平均募集金額は57万円(20~80万台中心)
●太平洋Cはプレー権6種類を253~693万円で募集
関東圏では現在、128コース(太平洋クラブのプレー権6種類は1コースとカウント)が会員権の募集を行っています。ゴルフ情報誌を刊行する一季出版の調査によると、募集形態は預託金制が33コースで全体の26%を占めています。このうち正会員の平均募集金額は、700万円を超える特殊高額銘柄を除くと196万円(100~300万円台中心)となっています。
一方、プレー会員権の募集は95コースで全体の7割超(74%)にのぼり、近年の会員権募集の主流になっています。プレー会員権正会員の平均募集金額は太平洋クラブの6件(253~693万円)を除くと57万円(20~80万円台中心)で、預託金制に比べると大幅に安くなっています。
最近では東京近接の立地で会員重視・堅実経営として知られる上野原(正会員)や北関東を代表する名門・小山(土曜不可の平日会員)の募集が好調です。また、1次募集が好評裡に終了した高坂の2次募集(土曜不可の週日会員)が11月から始まり、注目されます。
総じてリーズナブルな募集金額で比較的都心に近い優良コースに人気が集まっていますが、求めやすいプレー会員権については友人同士で購入(入会)するケースが目立っています。
購入に際しては、ゴルフ場の特性など情報量の豊富な専門家のアドバイスを受けてよりよい選択をしたいものです。