揺るがない法人の名門コース志向
日経新聞掲載 2021.10.06
●10月に入り状況の変化等映して法人需要に動きも
●歴史と伝統を備えた格式の高い名門を選好
●交通至便で接待に相応しいグレードの高さが前提
●入会のし易さ、予約の取り易さが重要なファクター
●諸費用軽減や手続き、法人内名変の手軽さも考慮
10月に入り、状況の変化を映して法人の会員権需要に動きが出てきそうです。新型コロナの感染者の減少や広域にわたる緊急事態宣言の解除、さらには新政権による大型経済対策への期待などから、不要コースの処分、新規購入など見直し需要を後押しする環境が生まれています。
法人は主に、経営陣の社交や接待用に会員権を求めます。近年では、予算を抑えて総額500万円程度の名門や準名門コースにまで購入の対象を広げる傾向がみられますが、会員層が良く交通至便で歴史と伝統を備えた格式の高い名門コース志向に揺るぎはありません。
中でも名変諸費用の減額や手続きを含めた入会しやすさ、法人内名変の手軽さ、予約の取り易さなどが選別の重要なファクターになっています。また、ホスピタリティや資産性も重視されます。
下表が法人の高い評価を得ている名門・準名門コースです。いずれも開場以来の歴史が長く、グレードの高さに定評があります。