値上がり上位占める名門・準名門コース
日経新聞掲載 2021.09.07
●関東圏521コース中173コース(33%)が値上がり
●トップ4に戸塚・相模原・府中がランクイン。
A:入会条件緩和、B:入会諸費用軽減が功を奏した。
●キーワードではC:入会制限少ない、D:割安感が注目された
●①法人人気、高額・名門入会が突出
②個人人気:予算上乗せクラスアップ目立つ
◎人気化のキーワードは
A:入会条件緩和 B:名変諸費用軽減 C:入会制限少ない
D:割安感 ①:法人人気 ②:個人人気 ③:リゾート
今年の1~8月間では関東圏521コースの3分の1に当たる173コースが値上がりしました。高額・中堅・お手頃それぞれの価格帯の優良コースが選ばれていますが、トップ30は名門・準名門の優良コースが目立ちました。
上位には、A・入会条件緩和やB・名変諸費用軽減によって、戸塚・相模原・府中がトップ4にランクインしました。また、入会制限が少なく年会費1.4万円と安さが好評の磯子も第5位に入っています。人気化のキーワードではC・入会制限の少ないコース、D・割安感のあるコースが入会し易さから注目されました。
①法人人気では大利根・厚木国際・東京よみうりなど高額名門コース需要が高く、②個人人気は府中・袖ヶ浦・浜野・多摩など予算を上乗せした中堅・名門コースへのクラスアップが目立ちました。
また、旧軽井沢・大浅間・日光・河口湖などのリゾートコースがトップ30に入っているのは、コロナ禍でのワーケーション浸透による需要の高まりで、社会情勢を映す現象として注目されます。