躍進する女性ゴルファー
WEB掲載 2021.02.09
○女性の来場者比率、2020年は11.6%
目標は20%(日本ゴルフ場支配人会連合会発表)
○コース改修、アメニティグッズ充実等の推進が奏功
○コロナ禍の2020年、ゴルフ関連も躍進
・運営大手PGM、20~30代の女性来場者が増加
・ヴィクトリアG、女性用ゴルフクラブ夏に売り上げ増加
○高坂CC・週日会員募集入会者の約4割が女性
女性ゴルファーの進出が目覚ましい勢いです。日本ゴルフ場支配人会連合会の集計によると、女性ゴルファーの来場者は人数・比率とも大きな伸びを示しています。
来場者数は15年から19年の4年間で13%増加(650万人→732万人)し、総来場者数に占める女性ゴルファーの比率も1ポイント増加(10.6%→11.6%)しています。同連合会によると、ティーグランドの増設やアメニティグッズの充実、清潔感重視など女性仕様の推進が効果を上げているといいます。支配人連合会が目標に掲げる女性ゴルファーの来場者比率20%には届かないものの着実に近づいているといえましょう。
昨年、各ゴルフ関連企業からも、上記データを表すようなニュースがいくつも見られました。大手ゴルフ場運営会社〈PGM〉によると3~9月では20~30代の女性来場者数が大幅に伸び、女性がメインの1人予約サービス〈golco(ゴルコ)〉では5~9月の間に過去の例をみない新規入会者数を記録したといいます。また、ゴルフショップの〈ヴィクトリアゴルフ〉では昨年の夏に女性用ゴルフクラブの売り上げが著増したといい、女性ゴルファーのアクティブな様子がうかがえます。
一方、弊社が専任で行っている、埼玉県の準名門クラブ「高坂CC」週日会員募集では入会者の約4割が女性です。懇親コンペ参加者の過半数を女性が占めているといい、コロナ禍の中で女性も会員志向が高まっているといえます。ゴルフ場にとっても女性仕様の拡充・促進は今後ますます重要な施策になってくるといえましょう。
下表は、高坂週日募集を含め女性におすすめしたい入会コース一覧です。電車でも便利・施設がきれい等のキーワードに関心がもたれますが、100万円程度までで購入可能なお手頃感のある銘柄もあり、人気を集めています。