信頼性が高い大手企業系ゴルフ場
WEB掲載 2020.07.28
〇目立つ不動産・鉄道・銀行系のコース
〇親会社が経営等をバックアップする安心感
〇各地区を代表する人気コースが多い
〇都心型コースは健全な運営が評価される
上場企業など大手企業を経営母体とするコースは、株主会員制のコースに次ぐ信頼感を得ています。新型コロナ禍でゴルフ場入場者数が減少する中、集客や経営面等でのバックアップがあるため安心感があります。
株主会員制のコースとは異なり、会員が経営に参加する権利はありませんが、経営状態の悪化を年会費の値上げなど会員の負担増で補うケースは少ないようです。
下表は、ゴルフ場の専業を除く大手企業が経営母体となっている主な名門・中堅クラスのコースです。三井・三菱・東急などの、不動産・鉄道・銀行系のコースが目立ちます。地方を含めて各地区を代表するコースが多い中にあって、都心型のコースはより健全な運営が評価されて高い人気を集めています。
かつてみられた不採算事業の切り離しなど、親会社の経営や業態変革等に伴う譲渡も一巡していると思われます。一般的なゴルフ場に比べて法的整理や身売りなどの不安が少なく、安心して入会でき会員として長くプレーできるのは大きな魅力といえましょう。