女性の会員志向高まる① (中堅編)
日経新聞掲載 2020.03.24
〇女性ゴルファー増え女性会員の比率も漸増
〇ゴルフ場の積極的な女性施設の充実が奏功
〇女性の入会制限緩和傾向で選択肢も増える
〇女性は「ハウス施設が綺麗」「料理が美味しい」
「アクセスが良い」「電車でも行ける」
「ティーチングプロがいる」等にも関心
〇入会は女性同士、夫婦、仕事仲間で
キャリアウーマンも目立つ
年々、女性のメンバー志向が高まっています。ゴルフ場の女性施設の充実や、女性の入会制限の緩和で選択肢が増えていることが入会意欲を高めているものと思われます。
「女性会員からの譲渡に限る」などの入会制限が撤廃されると流通量が増え、男女間の価格差がなくなることも女性の入会を後押ししています。
女性は「ハウス施設が綺麗」「料理が美味しい」「アクセスが良い」「電車でも行ける」「ティーチングプロがいる」などにも関心がありますが、入会に当たっては一般的な傾向と同様、コースの質や経営内容、運営姿勢、倶楽部の雰囲気などが考慮されます。
女性同士や夫婦での入会が多くを占めますが、最近では仕事上の関係での入会やキャリアウーマンも目立ちます。このように、仕事上での入会もあるので近年では中堅などワンランク上のコースが選択肢の一つとして注目を集めています。
ウィークリー情報では2回にわたって女性の入会制限のないコースを紹介しますが、今回はそうした上位クラス志向に対応する総額200~400万円前後で購入できる主なコースです。
いずれにせよ女性の入会制限の緩和は選択肢を増やし男女間の価格差を解消する効果があり女性にとって朗報と言えましょう。