3月からプロゴルフツアー本番
WEB掲載 2020.01.28
〇全国80試合(男子25、女子37、シニア18)で熱い戦い
〇五輪期間中の開催中止、契約満了等で6減4増
〇関東圏では東京よみうり、戸塚、箱根などのほか
新たに日光が加わり名門・優良コースで33試合開催
〇ギャラリー総数も増加。とくに女子は史上2番目の規模
〇ツアー人気の高まりがゴルフの裾野拡大につながる
〇五輪での競技も加わり注目度一段と上昇
1月中旬、シンガポールを舞台に早くもプロゴルフツアーが始まりました。国内では男子が4月の東建ホームメイトカップ、男子シニアが4月の金秀シニア沖縄オープン、女子が3月のダイキンオーキッドレディスを皮切りに、レギュラーツアー競技が本格的に展開されます。
五輪の開催や契約満了などによって中止になる競技もありますが、男子は25試合(2増2減)、女子は37試合(2減)、男子シニアは18試合(2増2減)の合計80試合で熾烈な賞金王争いが繰り広げられます。このほか下部ツアーも男子が12試合、女子が18試合予定されています。
関東圏でのレギュラーツアー競技では、東京よみうり(ゴルフ日本シリーズJTカップ)、戸塚(資生堂アネッサレディス)、箱根(ノジマチャンピオンカップ)、袖ケ浦(ブリヂストンオープン等)、浜野(パナソニックオープンレディス)、茨城(サロンパスカップ)、葛城(ヤマハレディース)に加えて日光が日本プロゴルフ選手権の舞台になるなど、名門・優良コースをはじめ33試合でプロの熱い戦いを間近にすることができます。
トーナメントの盛り上がりはゴルフの裾野の拡大や会員権需要の活性化をもたらします。昨年は海外メジャーを制覇した渋野日向子をはじめとする黄金世代といわれる若手女子プロの活躍や日本初開催の米男子ツアーでタイガー・ウッズが優勝しツアー優勝回数タイに並んだなど注目を集め、ギャラリー総数が増加、とくに女子ツアーでは史上2番目の規模に達しました。
今年は五輪でのゴルフ競技も加わり、ゴルフの注目度はさらに高まるのではないでしょうか。今年はまた、女子ツアーの人気に押され気味の男子ツアーの巻き返しにも期待したいと思います。