12月相場マイナス続くが底打ち感も
WEB掲載 2020.01.15
〇平均相場▲1.0%(前月▲1.3%)で値下がり幅縮小
〇12月3、4週は横ばいからプラスの価格帯も
〇12月の買い注文は前月比7%増と持ち直し
〇法人で高額、個人でお手頃など
人気銘柄の買い目立つ
〇年初から買い活発、品薄状態の銘柄増える
昨年12月の平均相場は▲1.0%(11月▲1.3%)となりました。依然として水面下での推移を脱することができませんでしたが、値下がり幅が縮小するとともに高額価格帯を中心に相場底打ちの気配が漂い始めています。週間推移をみると、月後半に入り横ばいや強含みに転じる局面が目立ちだしました。
10月以降の平均相場の値下がり幅(▲3.0%)が消費税率の引き上げ幅(2%)を超えており、さらに消費税増税の影響が心配されました。しかし春のシーズンに向けた会員権購入が本格化する時期を迎え、相場を支える買い注文は12月には前月に比べて7%増加し、1月に入り品薄状態の銘柄が増えるなど、市場が復調に向かう可能性が高まってきています。
過去の相場推移をみると、1~2月は10年のうち7年にわたって値上がりしています。会員権の底値買いのラストチャンスを迎えているといっていいのではないでしょうか。