定着する法人の名門回帰
日経新聞掲載 2019.09.25
〇歴史ある会員層の良い旧来の名門が物色される
〇接待に相応しい都心に近いコースが選ばれる
〇総額500万円程度の名門や準名門も対象に
〇法人内名変料の手軽さが重要なファクター
〇入会のし易さや予約の取り易さも考慮項目
法人の名門回帰が定着してきました。法人は主に、経営陣の社交や接待用として会員権を求めます。
このため、都心に近く交通至便で歴史と伝統を備えるとともに会員層が良く、衆目が認める旧来からの名門コースが選ばれています。また近年では、予算を抑えて総額500万円程度の名門や準名門にまで対象を広げる傾向もみられます。
さらに、将来の名義人の変更を考慮して同一法人内名変料の手軽さをはじめ、入会し易さや予約の取り易さ、ホスピタリティ、資産性なども重視しています。
左表は法人が高く評価する主な名門・準名門コースです。いずれも開場以来の歴史が長くグレードの高さで定評があり、法人のニーズに高い次元で応えています。