電車ゴルファー増える
日経新聞掲載 2018.06.05
●相互乗り入れ進み、電車利用の利便性高まる。
●電車利用のメリット「時間がよめる・身体が楽・お酒が飲める」クラブバスなどで会員交流の機会が持てる。
●エグゼクティブ層は都心に近い名門・優良コースを物色。
●このクラスではクラブライフの充実感が味わえる。
●名門コースの法人記名者の個人入会も目立つ。
企業エグゼクティブやリタイア層の間で、電車利用を前提とした入会相談が盛んです。神奈川と埼玉・群馬・栃木を結ぶ新宿湘南ライン、東京上野ライン、東武東上線・西武池袋線~東急東横線など近年の鉄道相互乗り入れで電車利用の利便性が高まったことや、交通事故の心配がないことなどが背景となっています。電車利用は「時間が正確」「安心で身体が楽」「お酒を楽しめる」「クラブバスなどで会員との交流の時間が持てる」など、車利用にはないメリットがあります。
下表は人気を集める総額250~800万円台の電車利用が至便なコースです。割安になった名門や名門に準じる優良コースが選ばれています。歴史が古く伝統を備え、情報開示や会員重視の運営がなされるとともに、クラブライフが充実していることが選別のポイントとなっています。現役層では将来のリタイアを念頭に、法人記名者となっているコースを最後のホームコースとして個人で購入するケースも目立ちます。