若年層で高まるゴルフ意欲
WEB掲載 2018.05.22
●ゴルフの参加希望率は、男性が顕著に上昇。 全体では1.1pt上昇。(男性2.0pt、女性0.2pt)。
●男性は10代・20代・30代とも2pt超える人気。特に70代の伸び率が約3ptと大きい。
●女性は20代・30代・70代にプラスの傾向がみられる。
●リタイア層堅調。若年層のゴルフ意欲に期待。
若年層の間でゴルフのプレー志向が高まっています。スポーツ庁が昨年実施した「スポーツの実施状況に関する世論調査」(H29年11~12月に18~79歳の男女2万人を対象にインターネット調査)によると、ゴルフ(コースでのラウンド)は現状の参加率こそ伸び悩みましたが、今後の参加希望率は大きな伸びを示しました。今回調査の参加希望率は、全体で3.0%(前年調査比+1.1ポイント)、男性で4.3%(同+2.0ポイント)、女性で1.7%(同+0.2ポイント)となっています。男女とも多くの年代で参加希望率が上昇しており、ゴルフの潜在ニーズの高さが改めて証明された格好です。
別表は年代別の参加希望率の推移です。男女とも20~30代、男性の10代、70代で高い数値を示しています。中でも男女の20~30代は参加率も伸びており、長年望まれていた若年層のゴルフ意欲に高まりがみられるなど、ゴルフ人口の増加に期待が持てそうです。