2月相場は続伸
WEB掲載 2018.03.13
●2月は株価の乱高下による不透明感あるも買いが先行。
●月間では0.2%の値上がりで年初比1.3%の上昇。
●法人需要期迎え、300万円以上の価格帯値上がり。
●個人需要は根強く70万円未満は上昇。
●一方、70万円~300万円未満は弱含み。
●相場割安感から予算を上げて良いものを求める傾向。
米国発の株価の急落、その後の乱高下など先行き不透明感が漂う中にあっても、2月に当社が受けた注文では買いが売りの1.2倍を数え買い先行の市場展開となりました。
この結果、会員権相場は堅調な推移をたどり、2月の関東圏平均相場は1月の1.1%に続き0.2%の値上がりとなりました。年初比では2月末時点で1.3%の上昇です。
価格帯別にみると、300万円以上で値上がりが際立ちました。これは好業績に裏打ちされた法人の積極的な買い姿勢が主な要因と考えられます。また、個人需要も根強く中間価格帯は弱含みでしたが70万円未満の価格帯の上昇が目立ちます。
これからはゴルフシーズンを迎え個人層の物色が益々活発化することに加え、企業の役員交代で会員権の新規取得、入れ替えが進むため、相場は当面強含みの展開が予想されます。