再生情報
2015/09/07
スカイウェイCC(千葉)アコーディアがスポンサーで再生計画案可決
「スカイウェイカントリークラブ」を経営する㈱スカイウェイカントリー倶楽部の債権者集会が平成27年9月2日に東京地裁で開かれ、賛成多数によりアコーディアゴルフをスポンサーとする民事再生計画案が可決し、即日東京地裁は認可決定を下した。賛成者率は67.6%、再生債権額に占める賛成者の比率も62.88%と可決要件である人数・金額ともに過半数を獲得。
同CCでは、平成27年3月31日に民事再生法を申請。ゴルフ場運営大手の㈱アコーディアゴルフとスポンサー契約を結んだことが発表された。この発表に対して個人中心に会員が反発、4月17日に都内で会員集会を開き、「スカイウェイCCの再建を考える会」を発足、会社更生手続を利用した会員主導での再建を目指していたが、思うように賛成を取り付けられず、9月3日には会員による再建をあきらめ会社更生手続を取下げるに至っていた。
アコーディアゴルフの再生計画案は、1.コース名は現名称のままで、ハイエンドゴルフ場として運営し、アコーディアブランドは使用しない、2.会員への弁済は「債権額から10万円を控除した額の50%+10万円)で退会の際に一括返還、となっている。