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仙台空港CC(宮城)エイチ・ジェイの経営に復帰
「仙台空港カントリークラブ」では、ゴルフ場会社の経営権を50%ずつ保有し、運営側と異なる外部勢力が経営権を握り内紛が起こっていたが、元の運営会社である㈱エイチ・ジェイの経営に復帰した。
同CCを運営する㈱仙台空港CCは、2004年に韓国系の㈱ルートン・ジャパンをスポンサーとしる再生計画が認可後、2008年に同社からSW開発㈱が継承し、SW開発㈱の100%子会社となった。SW開発の株主構成は、㈱エイチ・ジェイの親会社である㈱韓国産業洋行が50%、㈱ディ・アイジャパンが50%ずつ。
ところが、2022年にディ・アイジャパンが、エイチ・ジェイ等に相談せず㈱WOコンサルティングにSW開発の株式を譲渡。エイチ・ジェイは、問題解決のため、2023年5月9日に㈱仙台空港CCの会社更生手続開始を申立てたが、一度は棄却。その後、WOコンサルティングがゴルフ場用地を別の第三者に売却したことが判明。2023年9月7日付で破産開始決定が出ていたSW開発の破産管財人が、ゴルフ場用地を戻す要請をWOにしたものの、これが拒否されたため、仙台空港CCの正常化を図る目的で、裁判所の許可を得て、エイチ・ジェイに㈱仙台空港CCの株式を譲渡。エイチ・ジェイの経営に復帰となった。