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茅ヶ崎G場(神奈川)優先交渉権者を選定

再生情報 2019/09/30

 神奈川県と茅ヶ崎協同㈱は、2019年9月25日、「茅ヶ崎ゴルフ場」利活用事業の優先交渉権者を選定したと発表。
 優先交渉権者は、代表法人が㈱ゴルフダイジェスト・オンラインで、構成員は亀井工業ホールディングス㈱、特定非営利活動法人湘南ベルマーレスポーツクラブ。優先交渉権者の事業コンセプトは『ローカルファーストを基本に、未来へ向けた茅ヶ崎のランドマークの創造』、『ゴルフパーク、ホテル、にぎわい交流・オフィスを複合的に展開し、湘南地域の恵まれた自然環境を背景とした新しいリゾートエリアを創造』、『地域に開かれた未病改善・健康増進の環境づくり』、『防災機能の強化とともに、地域コミュニティ醸成に資する開かれた防災拠点を形成』としている。
 事業イメージ図では、既存のゴルフ場(現在は㈱武蔵野に転貸しされ9Hの茅ヶ崎GCとして営業中)を『ゴルフパーク』として残し、西側の現クラブハウスや駐車場等のエリアを『にぎわい交流エリア』として、①未病改善・健康増進施設、②ローカル商業施設、③子育て支援施設、④ホテル、⑤オフィス・起業支援施設ーを整備する。
 今後については、まずは10月に基本協定の締結(県、茅ヶ崎協同㈱、茅ヶ崎市、優先交渉権者)、住民説明会、事業計画の策定、2020年3月に土地売買契約および土地賃貸借契約の締結、4月以降にまちづくり計画の策定、都市計画の決定・変更手続、造成工事・建築故事に関する手続、事業着工となっている。土地面積は198,786㎡で、県が保有する約120,000㎡は売却か事業用定期借地権設定契約、茅ヶ崎協同が保有する約75,000㎡は事業用定期借地権設定契約を結ぶ予定。
 尚、優先交渉権者の主な事業担当は、GDOがゴルフ場関連、亀井工業ホールディングスがホテルやにぎわい交流エリア、湘南ベルマーレが多世代に向けスポーツ教室を開くなどの健康増進・未病改善を予定しているという。