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ゴルフニュース

旧・茨戸CC(北海道)経営会社・ゴルフ場名変更

経営交代 2019/08/01

 2018年11月1日に札幌地裁へ自己破産を申請し、同日破産手続開始決定を受けた「茨戸カントリークラブ」(経営会社:㈱札幌ゴルフ場)は、新しい経営者により「エムアール茨戸カントリークラブ」として2019年8月5日にグランドオープンする。
 同クラブでは、8月1日より新規会員を150,000円(入会金のみ)で募集。旧会員は50,000円の手数料で新会員として受け入れる。旧会員数は約940名で、新規会員あわせて1000名程度集めたい意向。
 経営の㈱北海道放射線管理センターは、個人被曝線量測定および管理、放射線利用施設の漏洩線量測定および管理等を行う会社で、国内最大級の室内練習場というエムアールゴルフセンター(札幌市北区)を2010年から運営しており、”健康産業の一環”としてゴルフ場経営にも名乗りを上げたという。
 同ゴルフ場は、2018年北海道胆振東部地震で、コースに地割れと液状化が発生し、営業を休止していた。修復には少なくとも3億7000万円以上要する見込みで、自力での再建を断念し、11月に自己破産を申請していた。2019年4月に破産管財人がゴルフ場としての再建が可能と判断し入札を実行。この入札の結果、譲渡事業先が㈱北海道放射線管理センターに決まった。事業譲渡額は1億1000万円で、会員を中心とした債権者への配当率は21%に確定した。