企業グループ上位勢力はほぼ定着化
WEB掲載 2017.05.23
● 平和PGMが3年連続のトップ。
● 2位はアコーディア・ゴルフ・アセット。3位はアコーディアゴルフで、今年上場廃止しアジアの投資ファンドの傘下に入る。
● 旧専業大手は外資が吸収。西武・東急が5位6位を死守。
● 民事再生法により法的整理コースふくらむ。
● 参入業種は外資・遊技・投資ファンド・新興不動産など。
ゴルフ場企業グループの上位勢力がほぼ固定化してきました。3年連続トップは平和PGMグループ。昨年2コース増え、今年は早々にエンゼルを取得するなど拡大姿勢を見せています。2位はアコーディアグループから分離したアコーディア・ゴルフ・アセット。3位はアコーディアグループ本体で今年1月にアジアの投資ファンドの傘下に入りました。
バブル経済崩壊後平成12年の民事再生法施行後は破たんしたゴルフ場の外資による買収が進み大半の専業大手が姿を消しました。その中で西武と東急が、5位6位を保ち老舗としての地位を不動のものとしています。
ゴルフ界に新たに参入した業種は遊技・投資ファンド・新興の不動産業等が目立ちます。この15、6年でゴルフ界の勢力図が大きく様変わりしました。