中堅が牽引する2月相場
WEB掲載 2017.03.14
2月の関東圏平均相場は0.3%値上がりし、12月以降3ヶ月続伸となりました。
名変料等を除く価格帯別では高額と低額ではマイナスとなる週がみられ、上昇一服感も漂いましたが、300万円以上と150万円以上の中堅の伸びが全体相場を牽引しました。伸び率の高さが目立つ300万円以上では平塚富士見、厚木国際、茨城、筑波、また150万円以上では多摩、中山、大洗など大幅に割安になった名門や中堅の優良コースが含まれ、法人の接待用コースの需要を吸収し、相場の上昇につながりました。一方、売り物が多い低額でも70万円以上は高い伸びをみせるなど、ワンランク上のクラスのコースに対するニーズの高さも健在でした。
上昇を続ける会員権相場ですが、決算期末を控えた法人の不要コースの処分も出始めており、今後の展開は決して予断を許さないといえましょう。