1月も相場続伸
日経新聞掲載 2017.02.07
今年の1月の平均相場は0.6%の値上がりで昨年12月(0.2%)を上回る伸びとなり、11ヶ月ぶりに反転した12月に続いて2ヶ月続伸となりました。名変料等を含まない価格帯別では、1000万円以上と70万円未満を除く全ての価格帯で値上がりが見られます。中でも500万円以上と300万円以上は12月から動き出し、とくに300万円以上の伸び率の高さが際立っています。300万円以上では平塚富士見、千葉、キングフィールズ、茨城、500万円以上では相模原、本厚木、武蔵、麻倉、大利根などの名門・準名門の値上がりが目立ちました。このほか、名変諸費用の圧迫から相場が伸び悩んでいた府中、多摩、箱根、日高といった名門コースにも値上がりが及んでいます。
相場の好転は、法人が予算を抑えながらも活発に物色していることが大きな要因です。今年は、近年になく名門コースが相場を牽引していることが特徴です。