相場反発のサイクル入りへ
WEB掲載 2016.12.13
11月の会員権市場は相場回復への予兆がみられました。月間の平均相場は▲1.0%(10月▲0.8%)と依然として水面下での推移を余儀なくされましたが、堅実な内容のコースの買いが目立つようになりました。とくにリタイア層では最後のホームコース選びとして、予算を増やして内容のいいコースを求める傾向が強まっています。
こうしたこともあって300万円以上、500万円以上、1000万円以上といった優良中堅や名門など高額価格帯でプラスになる週が目に付くようになりました。月間では一時的な落ち込みでマイナスになる価格帯もありますが500万円以上ではプラスになり、平均相場も第4週には横這いへと転じました。
中堅や優良コースの買いが増加し、上位価格帯や全体の相場形成に影響を及ぼし始めたのが11月市場の特徴です。