エグゼクティブ層の買い動く
日経新聞掲載 2016.11.22
米大統領選はトランプ氏の勝利によって世界に激震が走りました。日本も一時は円高・株安の“トランプショック”に見舞われ、ゴルフ会員権市場もこの一週間は注文が減り買いに慎重な姿勢が見られました。それでも、大きく値下がりしたゴルフ会員権には割安感もあり手堅い買いが戻りつつあります。
買いの中心は将来のリタイアを念頭に置いた役員・部長クラスなどの企業エグゼクティブで、左表に代表される300~500万円前後で入会できる中堅や名門コースが選ばれています。いずれも歴史が古く会員の質が良い、都心から近いコースで会員重視の運営がされているのが特徴です。
法人会員になっているコースを個人で買い直すほか、ホームコースのレベルアップを図るなど、生涯コースの保有が購入の動機となっています。