明暗分かれる会員募集
WEB掲載 2016.11.01
首都圏では現在、126コースが会員を募集中です。募集金額は184万円が平均ですが、上は2000万円を超えるコースから下は50万円以下のコースが多く、低額募集は増加の傾向です。会員権の形式も法的整理コースが多いところから預託金なしのプレー権の会員権が主流になりつつあります。したがって、200~300万円の預託金制のコースは苦戦を強いられ、募集全体が長期化することが予測されます。その中にあって、成果を出しているコースは主要な地域に趣きのあるコースを展開する「太平洋クラブ」、法人専用で豪華な設備の「武蔵OGM」、経営側と会員の一体感が好評の「鳩山」などです。また、60周年を迎えた最後の社団法人クラブ「湯河原」が初めて一般公募に踏み切り、しかも60万円のお手頃募集は特記的なことと言えましょう。