乗用カートの導入進む名門・中堅コース
日経新聞掲載 2016.10.25
近年、名門や中堅クラスのコースに乗用カートの導入が増えています。ここ5年以内でも平塚富士見をはじめ千葉、藤ヶ谷、中山、そして取手国際に全ホールあるいは一部ホールに乗用カートが導入されました。さらに、来年には東京よみうりも導入の予定です。名門コースの多くはフラットな地形上に展開しています。このためもともと乗用カート不要論があったほか、カート道路の設置によって景観が損なわれる、スペースがないなどの理由から導入が進みませんでした。しかしながら、会員の高齢化や夏の猛暑対策として導入されたコースでは利用者の評判が良いようです。
一部の名門コースでも採用され始めている乗用カートはリモコン式で、原則キャディ付きプレーとなっています。時代の変化を受けて多くの名門でも導入が進み、ゴルフプレーも「カートゴルフ」が一般的になってゆくものと思われます。